ご依頼者様5名は、長距離ドライバーとして、某商品を全国各地に配送する業務に従事しておりました。
全国各地に商品を配送するため、労働時間も長く、1週間のうち1度も自宅に帰れないことがある状況とのことでした。
そのため、弊所のサイト経由でご連絡をいただき、持っている証拠(運転日報やタコチャート紙)を確認の上、残業代の計算をいたしましたところ、未払い分があることが判明したため、ご依頼をお受けし、会社に対して、弊所弁護士の名前入りの催告書(内容証明郵便)を送付いたしました。
会社には弁護士が就任し、運転日報やタコチャート紙に反映されている労働時間は、実際の労働時間ではないこと、かつ休憩も多く取っているから、支払には応じませんとの内容が記載されていました。
交渉での解決が難しいと判断したため、裁判所に対して訴訟提起をし、労働時間及び休憩時間について争い、1名あたり54万円、合計270万円の未払い残業代を回収することができました。
運送業の従業員の方々は、長時間労働になる傾向にあり、また、残業代も適切に支払われないことが多いので、おかしいなと思ったらお気軽にお問い合わせください。
ご依頼をお受けしてから解決までの期間は約1年6か月でした。
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